2009年12月31日

クリスマスと正月

日本は11〜12月がクリスマスモード,12/26になると一気に正月モードですね。でも,その様相は昔と比べ随分変わってきているように思います。

昔の正月は本当に休むためのもの。店は全て閉まり,家庭は食料を事前に準備しておく必要があります。保存がきくお節料理は主婦が料理を休む事ができ,それこそ元旦から1週間続けてお節でした (らしい)。

ですが,今日友達も言ってましたが年の瀬な感じがしないですね。TV番組は紅白始め特番ばかりなので年の瀬な気もしますが,街並みは昔より遙かに通常モードな状態です。コンビニはもちろん,スーパーも元旦から開いてますし飲食店も結構開いてるのでいつも通りに食料を調達できます。

実家近くにダイエーがあります。親曰く,昔の年末はお節の準備のためダイエーの食料品売場がハンパない混み具合だったそうです。広大な売場は満員電車状態で事故防止のためカートが禁止になるほど。人の波に方向があり逆行する事はできません。それが今や,年末でも普通の状態と変わりません。その代わり,12月の24〜25日は非常に混雑しています。

つまり,需要が正月からクリスマスにシフトしたという事でしょう。若目の世代はお節よりクリスマスに力を入れるわけで,またお節も取り寄せできる時代です。

都会と田舎では結構違うでしょうけど,こうして少しずつ伝統が失われていく (変化していく) のでしょうか。

よいお年を〜いい気分(温泉)



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2009年12月29日

痛い...

就活,河童は外資系の戦略コンサルティングファームと事業会社両方を受けてます。内定はまだ出ていません。

先日,コンサルファームで第一希望の会社の最終面接を受けてきました。4人目の面接官ともなると,河童の嫌いなケース面接 (後で書きます) ではなくキャリアゴールや物事への考え方・課題意識などを見る普通の面接でした。

結構いい感じに進んでた気がしましたが,3日後,撃沈。もちろんその最終面接だけでなくこれまでのプロセス全てを反映した判断ですが,採用に落ちてここまでショックなのは初めてかも。

久々に,本気でヘコみました...。モチベーションが相当下がりました。

残念メールを受け取った日に別の戦略コンサル (志望度はかなり低い) の面接だったんですが全くやる気出ず。相変わらずのケース面接で,またかよーと正直苛立ってしまった。先方には超失礼ですが超適当にこなしてしまいました。

今カノにふられて元カノに電話したくなる気分? 違うか。

まあ,これまでの人生,大抵第二志望のトコに落ち着いて結局それがいい結果になってる (と思う) ので今回もそうなるよう願うのみ。

posted by 河童 at 02:48| Comment(6) | TrackBack(0) | 就活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月26日

MBA紹介F : 生活

MBA紹介シリーズのラストです。仕事から離れ海外MBAの学生というのはどんな生活を送っているんでしょうか?

ビジネススクール生の生活は
 ・ 学業
 ・ クラスメートとの交流
 ・ 就活 (私費の場合)
 ・ 衣食住
が柱となります。河童の場合はこれに Japan Trek も入りますが。起業を考えてる人は起業準備がメインになるでしょう。

学校に行き授業を受け課題を個人やチームで提出してテストを受け成績をもらう。クラスメート達と食事に行ったり飲みに行ったり遊びに行ったりパーティをしたり。そして職探し。

かける時間+お金という意味での優先度付けは人それぞれですし,また時期によって変わります。

どうしても並行タスクになるので,夕方前まで授業 → 夕方宿題 → 夜パーティ → 深夜宿題のようなスケジュールになります。当然削るのは睡眠時間。MBAホルダーの先輩方が口々にするのが,あれだけのタフなMBA生活を乗り切った事自体が大きな自信につながったという事。河童は元来10時間は寝ないと力が出ない体質なので本当にきついです。

クラスメートとの交流は,日本で育った日本人にとって英語力上達の一番のチャンスですし,海外MBAの大きな魅力です。最初のうちはコミュニケーションに苦労しますが,こんな絶好の機会を逃す手はありません。

ちなみに “交流” には “恋愛” も含まれます。わざわざクラスメート同士でなくてもいいと思うけど,ビジネススクール内での短期的/長期的恋愛はよく発生しています。冗談で Chains of one-night relationships と言ったりもします...(結婚までいくカップルもいる)。

でもピッツバーグのような中堅都市でしかも郊外に住んでると,夜遊びに行く所は結構限られてきます。したがって目撃される確率も高くなり,しかも人数の少ないTepperだとその噂がゴシップ好きな学生の間で瞬時に広がってしまうリスクもはらんでます。

衣食住に関しては,セットアップを早々と済ませ生活のリズムに慣れれば問題ないと思います。独身でも料理好きなら頑張って時間を作ってこまめに料理してもいいし,外食かテイクアウトをメインにしてもいいし。まあ都会と田舎では大分違ってくるかな。生活セットアップについてはまた書きますね。


シリーズおわり

posted by 河童 at 04:13| Comment(2) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

MBA紹介E : 費用と工面

MBAっていくらかかるのか?

だいたい皆驚きます,かなり。河童も驚いた。

アメリカのトップ20スクールに2年通う場合,総額2000万円ほど必要になります。はぁ...。

1つの例ですが,まず授業料が2年で1000万,生活費 (ロケーションと求める生活レベルによる) が5〜800万,就活や観光のため頻繁に都市に出かけると100万,交際費が50万,MBA受験準備のため予備校に通ったり共通試験受けたり (受験料1回で$250とかする) が50〜100万 etc。

帰る際に車や家具など売れば多少キャッシュは帰ってきますが,必要な額として考えるとこれ位になります。退職すると,2年間働いてれば入ったであろう収入も機会損失として入れれば相当な額ですね。

社費派遣の人は別として (費用充填だけでなく給料も入る),私費留学だと全て工面する必要があります。しかも,あらかじめこれだけの蓄えや資金元を提示しないと入学やビザが許可されません。

蓄えがあればよいですが,ない場合は奨学金を探すか親・親戚・知人からの借金や金融機関からのローンを組む事になります。この金融機関からのロ−ンが曲者で,日本の金融機関は学生,つまりサラリーマンでなく安定収入がない時点でローン審査の対象にすらなりません。

河童はローンを組む必要があったのでどうしたかというと,父親名義で借りました。父親が息子のための教育資金を借りるという構図です。もちろん働き始めたら河童が返済していくわけですが。

アメリカだと学生でも金融機関や政府から教育ローンを大規模に組んでもらえます。ここは日米で大きな差を感じます。まあアメリカ国籍を持ってない河童がそのローンを組もうと思ったらアメリカ人の保証人が必要となるので実質借りられないのですが。

あと,為替にも注意が必要です。資金ができたからといっていきなり全額をドルに替えてしまうのはリスクが大きいです。

例えば,今現在は$1=¥90ですが河童がアメリカに渡った2008年6月は$1=¥106です。2000万円だとその差は$22,000つまり200万円相当になります,ハンパないです。分散してドルに替えて送金した方が良いでしょう。こないだ一気に86円台まで上がりましたが,こういった時にドルを買うようにしています。

つづく

posted by 河童 at 09:53| Comment(2) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MBA紹介D : 就活

もちろん私費留学の場合の話です。

【アメリカで就職】

アメリカで働くなら他の学生と同じアプローチになります。方法はいくつかあって,人脈・キャリアフォーラム・学校の就職課経由・エージェント経由・直接応募などです。

就職課経由というのは,ビジネススクールに就職のためのデータベースがあり,学生はレジュメとプロフィールを登録,企業は応募するポジションなどを登録します。学生は行きたい企業に応募 (レジュメに加えカバーレターも必要) して返事を待ちます。応募していなくても,企業は気に入った学生を見つけるとコンタクトしてきてくれます。

書類選考が通ったら面接を何回か行うわけですが電話面接だったり学生が会社まで出向いたり,採用担当者が学校まで来てくれます。

といってもこの不況下,アメリカ国籍かグリーンカードを持ってる学生のみを採用している企業が多いので留学生には辛い状況です。


【日本で就職】

アメリカで生活していてどうやって日本での就職口を探すのか? アメリカで探すのと似ていますが,就職課経由で見つかる事はあまりありません。ただし学生のレジュメを見て企業側からコンタクトをしてきてくれる場合もあります。

在米日本人学生のためのキャリアフォーラムが毎年複数の都市で開催され,一番大きいのがボストンです。多くの企業が日本からボストンまでやってきてリクルーティングに精を出します。といってもこの状況下,今年のボストンキャリアフォーラムは企業も学生も随分減ってました。企業は100社強だったかな。

また,こういったキャリアフォーラムとは別に個々にアメリカまで採用活動をしにくる企業もあります,特に戦略コンサルファーム。基本的に直接応募で,書類選考が通ったらいくつかの都市で面接もしくは電話面接になります。

あとは,一時帰国できる日程があればそれに合わせて面接を調整してもらいます。今冬休みの河童がその状態です。

やっぱ時期が時期だけに,今の就職状況はかなり厳しいです。これについてはまた書きますね。

ちなみにアメリカでも日本でもいえる事ですが,1年目の夏休みにインターンをゲットしてインターンとして働いてそのまま本採用という場合もあります。

つづく

posted by 河童 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

MBA紹介C : 成績

MBA紹介全体編でも軽く書きましたが,提出物 (Assignment/Write-upなど) やプレゼン,テスト,授業への貢献などで各科目の成績がつけられます。

Tepper の場合高い順に A+, A, A-, B+, B, B-, C+, C, C- となっていて,C-より下のスコアはその科目が不合格となります。

Tepper では卒業条件に成績平均B以上というのがあり,1期もしくは累計成績の平均がBを下回ると学校から呼び出しをくらい,履修できる科目が制限されたりクラブ活動などもできなくなります。2期連続して期内もしくは累計で平均B未満だと退学の場合もあります。

が,途中で起業するならともかく,Tepper で成績が悪くて卒業できななかった人の話は聞いた事がありません。普通に授業出て勉強して提出物出して試験受けてれば普通は大丈夫です。

ビジネススクールは良い成績をとれない学生を排除するのが目的ではなく優秀なビジネスパーソンを輩出するのが目的だからです。まあ毎年成績下位10%を退学させるビジネススクールもあるのでそこはどうしようもありませんが...。

この平均は GPA (Grade Point Average) と呼ばれ,アメリカでは就職でも入学でも非常に重要視されます。もちろん学校によって評価尺度が異なるのでGPAだけで比較はできませんが,過去に実績を出した人は出してない人よりも将来実績を出す可能性が高いという見方です。MBA受験でもこれまでのGPAを提出しました。

できるだけ多くの科目でAを取れるようにするか,Bでもいいから卒業さえできれば良しとするかで学業のワークロードはかなりかわってくると思います。

河童は基本日本での就職を考えてるので成績にはそんなにこだわってません。ですが日本でのGPAに比べてアメリカMBAのGPAが極端に悪いとネガティブな心証を与えるので点数を取れる科目は取ろうというスタンスにしています。


つづく

posted by 河童 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

MBA紹介B : Project

Case は与えられた Case 文を読んでそれに対しての施策を考えますが,Project はビジネス課題のみ与えられ自由にアプローチしていく事が多いです。Case は長くても1週間で取り組みを終えますが Project は時間がかかるため授業期間いっぱい使います。

河童が最近やった Project はマーケティングの授業で,テーマは企業/製品のブランドイメージ向上のためのマーケティングプランを考えるというものです。対象の企業は自分達で見つけてきます。

河童のチームはピッツバーグのワッフル屋さんを選びました。このワッフルショップの存在をより多くの客に知ってもらって足を運んでもらうためにはどうマーケティングすべきか?について考えます。

具体的には
 ・ クライアントのビジネスの理解
 ・ 現状ブランドイメージの調査
 ・ 調査結果の分析
 ・ 顧客層の分析
 ・ 広告の提案
 ・ ショップと商品の改善提案
 ・ ネット検索によるヒット率向上策の実施
を行いました。

実際に会社の幹部と会って話を聞いたり,店に足を運んだり,カーネギーメロン大学生を含むピッツバーグ住民にオンライン調査を行って店のブランドレベルを調査したり,サーチエンジン (教授の指定により今回はYahoo!) でこのワッフルショップがヒットする率を上がるようにしたり。

まとめたものをレポート提出およびプレゼンします。あくまでも授業としての取り組みなので提案したマーケティングプランを企業が実際に採用するかどうかは企業の自由で,当然報酬は発生しません。

生きた題材なのでワクワクします。時間が限られてるためできる事には限度がありますが実際のビジネス課題に取り組めるのは貴重な経験と言えるでしょう。


つづく

posted by 河童 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MBA紹介A : Case

MBA全体の紹介に続いて Case の紹介です。

Case は実際過去にあった事例 (ビジネス課題) を基に,自分だったらどう対処するかを考察するものです。具体的にはCase文を読んで様々な角度から事象を分析し,課題解決法を考えます。

Case文は短くて4ページから長くて30ページ位まで,起きている事柄,会社/組織の説明,ビジネスの説明,図表などが記述されています。学生に考えさせるためその会社がとった手法は書かれてない事が多いです (授業で説明したり続編が配られたり)。事例は古い1970年代のものから新しいものまで。課題のテーマはマーケティングからオペレーション・組織論まで幅広くあります。

まとめたものをレポート (Case Write-up といいます) として提出する事が多いです。分量は1ページから20ページ位まで。Write-up のオーソドックスな書き方は
  1. Problem Statement
  2. Issue Analysis
  3. Recommendation
ですね。

1でそもそも何が解決しなければならない課題なのかを定義,2でその状態になってしまった背景・理由を記述,3でその解決策を1つないしは複数提案します。1つの提案の場合もそうですが,複数の提案を行う場合それぞれのインパクト・コスト・リスク・時間軸などから優先度付けを行います。

レポートはその会社のCEOや幹部が読む事を想定しています。そのためコンパクトで分かりやすく,現状は彼らの方が分かってるのでその背景の分析,そして分析に基づく提案をするわけです。もちろん英語力があるにこした事はありませんが,それよりも内容です。

グループで提出するのは別として,個人で書いた Write-up も2年目にしてようやく高得点が出るようになりました。最近調子いいです,満点も出たし。慣れていない最初はどんな観点で取り組めばよいのかすら分かりませんでしたが,全体俯瞰する目と詳細を見る目が少しは磨かれたのかなあ。

Case はレポートを提出するだけでなくもちろん授業で扱います。有能な教授にあたると見事な分析をしていきます,一方的に話すというより学生から意見を引き出す形で。そして最後に Case から得られる take-away (教訓) をまとめてくれます。

面白い Case は本当に面白い!


つづく

posted by 河童 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月19日

MBA紹介

そもそもMBAって何なの?

という質問を友人からよく受けます。MBAという単語や留学するらしいという事を知っていてもその中味は知らないのが殆どだと思います。河童だって以前は知りませんでした。

本ブログを始めて1年半,今更感がありますがこれから何回かに渡ってMBAを紹介します。まずは全体像から。

MBA : Master of Business Administration

日本語では 「経営学修士」 と呼ばれ,大学院の修士課程で経営学を学びます。これは単に学位であって資格ではありません。その点で医師免許や弁護士資格とは大きく異なります。

専門分野を学ぶプロフェッショナルスクール (医学/法学/経営学/工学/公共政策学...) の1つで,MBAを取得する大学院は通称 “ビジネススクール” と呼ばれます。

2年プログラムと1年プログラムがあり,アメリカは2年,ヨーロッパは1年が多いですね。

経営学といっても物理学のようにひとくくりの学問があるわけではなく,経営に必要な知識セットを体系的に学びます。ヒト・モノ・カネという経営リソースをどのように調達しどのように活用するかという理論です。

具体的には,財務/会計/経済/マーケティング/オペレーション/統計/戦略/組織論/人事管理/IT/危機管理/倫理/M&A/コミュニケーション などです。

事業資金をどのように集めてどのように運用・管理するかの財務会計理論,どの市場にどのように売っていくかを策定するマーケティングや事業戦略,販売や生産管理に伴うオペレーション,組織としてどのように体制を構築していくかの組織論,また統計で学ぶ分析手法はそれらの重要な基礎となっており各分野が 「企業経営」 という1つの目的に統合されています。

これらを広く浅く学んで各分野のポイントをおさえる事が重要です。例えば,ある事業は財務的に問題はないが不十分な顧客分析と組織間の連携の悪さからオペレーションに問題が滞在しており生産性をテコ入れする必要がある,など全体を見渡せるよう俯瞰力を高めるわけです。

科目は Core (必修科目) と Electives (選択科目) があり前半はほとんど Core を履修します。基礎を身につけたうえで,自分がフォーカスしたい領域 (Investment とか Technology とか) に合わせて Electives を選んでいきます。

それぞれ授業に依存しますが科目履修でやる事は主に以下の9点 (のうち複数) です。

 ・ Lecture (教室での講義)
 ・ Reading (テキストや資料など読物)
 ・ Assignment (個人もしくはグループでの宿題)
 ・ Case (過去の実例から学ぶケーススタディ)
 ・ Project (ビジネス課題への解決策提案)
 ・ Presentation (Case/Project 等のプレゼン)
 ・ Quiz (小テスト)
 ・ Mid-term (中間試験)
 ・ Final (期末試験)

Lecture といっても日本の大学の講義のように教授が一方的に喋るわけではなく (そういう教授もいるけど),学生同士の活発なディスカッションが行われ世界の人間がどのように考えどのように行動するのかがとても勉強になります。これは通学MBAならではの魅力でしょう。

Reading は理論を予習復習するためのツールで,ちゃんと読んで理解してから授業にのぞむのとそうでないのとでは相当な差がでてきます。といっても忙しいなか大量の英文を読み込むのは普通に日本で育った日本人にとってかなりきつい作業です。妥協かもしれませんが,優先度をつけて重要な所をピックアップする能力も必要になります。

授業によりけりですが Assignment も結構大量にあります。

Case は過去の事例 (企業のビジネス課題) を読んでその背景や改善提案などを検討します。Case Write-up といって分析結果や提案内容などをレポートにまとめて提出する事が多いです。Project はビジネス課題 (実在のも架空のも) に対する解決策を大抵グループで検討して提案します。Case/Project はその成果をプレゼンする事もしばしば。Case/Project についてはまた書きますね。

これらに試験結果と Class Participation (授業中の発言など) を加えて成績がつけられます。

学生は職務経歴4〜8年が多く,色んなバックグランドを持った人達が世界中から集まっています。1学年の人数はスクールによって開きがあり小さいところは100人,大きいと900人位います。河童の Tepper は200人強です。個人的には小さい方が好きですね,その方が皆と深く仲良くなれるから。女性の比率もスクールごとに違いますが平均して30%台です。

忙しさは...ハンパないです。特に前半の Core 履修中はスケジュールも思い通りに組めませんし,慣れない新環境の中で大量のタスクを同時並行で処理しなければなりません。ひどい時は平均睡眠2時間生活が2週間続くなか,タイムマネジメント能力が重要になってきます。

冒頭に述べた通りMBAは学位であって資格ではありません。2年間でスーパーマンになれるわけでもなく,MBAを持ってるだけで高収入の仕事にありつけるわけでもありません。これまでの実務+MBAで学んだ事+これからの実務 で初めて自分の市場価値が上がっていくわけで,どう上げられるかは自分次第です。

私費の場合大きな自己投資になりますので,キャリアゴールや人生設計をある程度描いたうえでチャレンジすべきかどうかを総合判断する事になります。出願自体も地獄のプロセスですし...。


つづく

posted by 河童 at 17:42| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

ズボンずり下げ族

今ワシントンDCの空港でこれを書いています。普段はシカゴ経由で東京に帰ってるんですが今回は空きがなかったのでDC経由で。

ANAのカウンター近くで日本人の若者と思われる男性がズボンを思いっきり下げてパンツ丸出しで歩いてました。それを見た (たぶん) アメリカ人2人が 「あれは何だ?」 としきりに議論していたので思わず話しかけて説明しちゃいました。

昔日本で流行ったファンションで,どういうわけかズボンをぎりぎりまで下げるのが楽しいらしい。Koshipan (腰パン) って言うらしいです,と。

歩きにくいだけじゃないのー! と反論される。

ですよねー,足短く見えますしね。自分もなぜ流行ったのか分かりませんが (というか久々に見た)  とにかく大勢の若者,特に学生の間で流行りました。日本は自分が好きだからではなく多くの人がやってるという理由でトレンドがよく発生します。

...なんて会話を2分程。

そういや Japan Trek でもずり下げ族に遭遇するのかなあ? なんて説明すればいいんだろう?

でももともと海外からやってきたファッションですよね。アメリカでは腰パンが条例で禁止されてるトコもあるはず。他の国にも腰パン族いるんでしょうか。

posted by 河童 at 23:45| Comment(5) | TrackBack(0) | アメリカ生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Japan Trek (4)

Trek 説明会後,参加者を募りました。一次締切という事で$500の頭金を払ってもらいます (キャンセルの場合はそっくり返金)。

結果,企画メンバー含め総勢24名。夫婦や彼女連れで参加する人も。最低16名以上,最高でも30名と考えてたので予定通りです。今後多少の変動はあると思いますが,説明会に向けて皆で頑張った甲斐がありましたー。

とりあえず顔を合わせようという事でこないだ参加者との初ミーティングを行いました。といっても Trek 準備状態の説明やQAなどを軽く30分程。

Onsen ってのは裸で入る公共の hot spring だよって話をすると明らかに抵抗感を持った女性が1人。まあ初めての体験ですからね,無理もありません。が,日本を知ってもらうのが Trek の目的なので強制入浴です。

場所によっては水着可の所もあるので旅館にも聞いてみますが,基本は value of naked communication を大切にしたいです。

企画フェーズが終わり,最終申込に向けた具現化フェーズに入りました。冬休み中は河童が帰国してるし集まれないのでメールベースでの進捗管理になってしまいますが (テレコン1回位はやるかも),詳細化した旅程案の再見積や企業への訪問折衝,アクティビティ絞込などやる事は結構あります。もうあんま時間がありません。

話をしたり,Trek がらみのメールを全生徒に配信してるので,クラスメートから 「Trek 準備の調子はどうだい?」 とよく聞かれます。東京の物価は世界一高いというイメージから Japan Trek も相当高いんだろうと思ってる人が多いですね。他の Trek とあまり変わらないと言うと結構驚かれます。

そりゃあ,費用なんて何をしたいかによりますよねえ。東京には500円のランチもあれば10万円のディナーもあるし,5000円で泊まれるビジホから100万円のスイートまで。

ちなみに予算は全て込みで (飛行機・国内移動・ホテル・食事など) $3000〜$3500 としています。10日間の旅。日数だけ見れば高いように見えますが,そこは色々なものを体験し学ぶ旅ですので,質重視でいきます!

posted by 河童 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

MBA2年目前半終了

今日の最後の期末試験 (難しかったなあ) をもってMBA2年目の前半戦が終わりました。つまり全体の3/4が終わってしまいました,早いなあ...。

2年目で勝手が分かってるぶん去年より速く進んでる感じがします。2年生のクラスメートともよく話しているんですが,MBA始まったばかりの頃はハードすぎて早く2年経たないかなとも思ったもんですが,今はもっと続けていたい。あと5ヶ月で終わるなんて信じられん。

何が寂しいのかなあ?と考えてみると,もっと勉強したいとか英語力をつけたいとかではなく,日本から離れて仕事もせず50ヶ国からのクラスメートと一緒に時を過ごすこの特殊な環境をもっと堪能したいのだと思います。こんなのは一生で最初で最後ですからねえ。

何より,毎日顔を合わせてる彼ら彼女らと会えなくなるのが辛い。Tepper は Alumni ネットワークが強く,卒業しても Alumni イベントが各地でありグローバルに結ばれていますが,それでも島国日本にいるとなかなか会えません。

5ヶ月後にはその状態になる事が分かってるから,現実味をもって寂しさを感じます。までも,これでヤツらと顔を合わせなくて済むみたいな心理状態で卒業する事よりは遙かに幸せなんですよね。

この冬休みはまた東京に戻ります。今回は就活メインであまり楽しむ余裕はありませんが,できる限り美食を堪能してきまーす。

posted by 河童 at 13:17| Comment(2) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

冬到来

今年11〜12月のピッツバーグは暖かい。

去年に比べると天気も良く秋陽気に恵まれる日も多いです。去年は秋なんて2週間もなかった気がしますが今年は秋を楽しむ事ができました。

が,ピッツバーグにも遂に冬がやってきました。今日は最高マイナス4度,最低マイナス11度。きたきた〜。去年同様マイナス20度を切る日もこれから何回もあるでしょう。1年生は面食らってるようです。

脳細胞の奥まで入ってくる冷気や空気が冷たすぎる故の息苦しさ,あと10分歩いてたら死ぬと思える寒さ。正直外に出る気が失せます。これから雪も本格化してきますし,閉じこもっちゃいます。

までも家の断熱はしっかりしてるので (同じアパートでも部屋によってかなり差があるらしい,河童の部屋はOK),友達呼んで鍋パーティーをやるにはいい感じ。買い出しに行くのが面倒ですけどね。

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2009年12月08日

世の中狭い

河童が通うMBAプログラムは1学年200人強。河童の学年は日本人が2人,1つ下の学年は日本人4人です。その1年生4人のうち1人の奥様Mちゃんと,妙に縁があるんですよねえ...。

まず歳が一緒。

住むアパートが一緒。

河童はもう辞めちゃったけどお互いバイオリン弾き。高校の時に都内の複数の高校で合同コンサートをした事があります。当時Mが行ってた高校でよく練習をしていました。同じオーケストラではありませんでしたが,その関係で,同じ日に同じ会場で演奏してたみたいです。当時はお互い全く認識してなかったけど (実はしてたのかも)。

Mが去年ボストン留学してた時に現地で作った友達は河童の中高の同級生で今も仲良くしています。Mのダンナさんが河童の後輩になるよーとその友達に言われてびっくり。

そしてつい先日,Mが小中の同級生 (卒業以来会ってない) からマイミク申請を受けたらしいんですが,その人は河童の前職での元同期でした。彼は今外国にいるけどMBAを考えている仲間でもあり,仲良くしています。

なんかもう2人位は共通の友人がいそうな勢いです。

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2009年12月06日

初めての sorry

人があまり謝らないと言われてるアメリカ。個人ベースでは普通に謝りますが,商業ベースではやっぱりあまり謝らないんだなあというのを痛切に感じています。

非を認めると訴訟大国アメリカでは不利になるというのが通説みたいですが,それよりもそもそも本当に 「悪いと思ってない」 からじゃないかと...。

さて,今日は面接のためおなじみNYに来ていました。面接が終わると雪が降っています。いそいそと空港に着くと,雪のためフライトがキャンセルになっていました (この程度の雪なら大丈夫だろうとあらかじめチェックしてなかった)。

今日はもう帰るだけだしフライトキャンセルはしょっちゅうな国なのでまたかよーと思いつつカウンターで明日の便の手続きをしていました。夜で代替便もないし。するとカウンター職員から “I'm so sorry.” という驚くべきセリフが発せられました。

基本的に彼らのスタンスは,天気は航空会社の問題ではないのでこちらに責任はない。天気の問題でなく航空会社のミスなどでキャンセルになったとしても,それは別のオペレーション部門の誰かの責任であってカウンター職員の責任ではない。したがって決して sorry とは言わない...というものです。

今日 sorry と言った職員は,非を認めるというより,無駄に1泊する事になってしまった河童に同情の念を示してくれただけです。日本なら会社を代表して (迷惑をかけたという意味で) 詫びるところですが,個人の気持ちを言ってくれただけでも嬉しかったですね。アメリカでは希有な現象なので。

さてこの無情な1泊の費用はどうなるか? 航空会社から直接,もしくはオンライン代理店などからチケットを購入しこういう時のための費用カバー込みのプランならもちろん補填されます。今回はフライト費用を面接の会社から出してもらってるので,どうなるのかなあ...。

posted by 河童 at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

モチベーション

がここんとこ下がってます。超忙しかった山を越え,感謝祭休暇に入って急に谷になったからかな。どうもやる気が...。

課題や授業はちゃんとこなしてるんですけどね,精神的に弱ってるとまではいかないけど気が抜けちゃってます。まあ人間ずっとテンパってるのも良くないので体がそれを求めてるのかもしれませんが。

1つはっきりしてる原因はありますが,それは長期的な課題でこれまでもバランスを調整しつつ取り組んできているので今の直接的な主犯ではないと思うんですが。までも最近そのバランスが少し急に動いたからかなー。

よく分からないネタですんません。

といっても今日夜12時から電話面接なのでその時には否が応でも気合入ると思います!

posted by 河童 at 20:05| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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