2009年10月30日

日本語ボランティア

引き続き日本ネタですが。

大学で学部をまたがった日本語講座があり,学部生 (多くは3〜4年生) が受講しています。そのクラスの先生から,授業で日本での仕事について話すボランティアを大学やピッツバーグ日本人コミュニティを通して募集しており面白そうなので参加してきました。

訪れたクラスは日本語上級講座で,授業は週3回らしい。見せてもらったら宿題も多くて結構ハードそうでした。

日本での就職活動や仕事感などについて以下のような質問に答えていきます :

 ・ なぜ (今の/前の) 会社を選んだか
 ・ それは日本の伝統的な会社か
 ・ 上司と部下の関係はアメリカとどう異なるか
 ・ 日本での就職活動の特徴は
 ・ 日本で就職するとしたらアドバイスは
 ・ 卒業後日本に戻るのか
 ・ 何のために働くのか

日本語のレベルはまちまちですが,上級というだけあって皆結構喋れます。ほとんど勉強してまだ2年だとういうから恐ろしい。ヒアリングは,仕事の話になると難しい単語も出てくるので分からない箇所もあるようですが時折英語で補足すればなんとかなります。

ちなみに受講してる学生はアメリカ人・イギリス人・中国人・台湾人・韓国人だったかな。将来日本で働くのを夢みてる人もいました。

日本語を勉強しだしたキッカケが仮面ライダーって言ってた人もいました。凄えな仮面ライダー。よく,日本人の勤勉/真面目なイメージは 「おしん」 で広まったとも聞きますけど。

なかなか面白い体験でした。また機会があればやってみよう。



posted by 河童 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

日本式名刺交換

今日と明日,“Asia Week” と称してビジネススクールのアジア系クラブがアジア文化を紹介するイベントを行っています。イベントといっても昼時に教室でプレゼン&食事提供するだけですが。

そのなかで日本のビジネスエチケットというテーマがあり,このイベントの存在自体あまりよく知らなかったんですが急遽駆り出され日本式の名刺交換をデモする事になりました。

実は日本式名刺交換については去年授業でワークショップをした事があります。それと同じ様な感じで今回もやってみました。

はじめにアジア人以外の誰か2人にその場で名刺交換をしてもらいます。いわゆるアメリカ式の超カジュアルな名刺交換が行われました。まず握手,次いで small talk (とりとめのない世間話),そしてサクっと片手・向きもばらばら・ポケットから直接出してポケットに直接入れるような感じで名刺が交換されました。というかそもそも 「名刺交換」 というコンセプトすらありません。去年ワークショップで遭遇したのと全く同じだー。

そして我ら日本人が日本式の名刺交換をしてみます。お辞儀,名刺入れから名刺を出してフルネームを名乗り両手で名刺交換。 “頂戴します” に該当するような英語は思い当たらないのでとりあえず “Thank you” で。

そのあとスライドを使って名刺交換の一連の流れ (省略してるトコもあるけど) や注意点を説明します。お辞儀の角度,名刺は相手に見える向きで,基本両手で,位の低い方 (客じゃない方や若い方) から始めるなど。

なぜこんなに窮屈なのかというと,やはり名刺がその人の 「顔」 だからでしょう。顔だからこそゆえに慎重に扱わなければならない,と一応言っておきました。今日は触れなかったけど名刺の氏名や会社名に手をかけてはいけないとか,もらった名刺をすぐにしまってはいけないとか色々ありますしね。

プレゼン後何人かから 「こんなスタイルで名刺交換をするなんて思ってもいなかった,面白かったよ」 と声をかけてもらいました。

Japan Trek では参加者も日本式で名刺交換する必要があります。出発前にトレーニングさせないと!

posted by 河童 at 14:31| Comment(4) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月18日

The 日本企業

久しぶりに,The Japanese Company に遭遇しました。

モノ作りで有名な,日本人なら誰もが知ってる日本企業 (重厚長大) がカーネギーメロン大学まで会社説明会をしに来てくれました。今回は学部問わずのセミナーで基本的には新卒向けでした。

格段興味はなかったんですが参加人数が少ないということで協力の意味も込めて参加してきました。開催場所がホテルで昼の時間帯だからランチも出るだろうし。

プレゼンやQ&Aの随所に典型的な日本企業カラーが出ていました。文系・理系という分け方,プレゼン資料のかなりのイケてなさ,入社したら20〜30年は働いて欲しいとか。海外で勉強した学生を採りたいと言ってるけど具体的に何を期待しているのか人事部も分かっていなかったし。新卒で必要なスキルセットは?という質問に対しては 「入社してから徐々にスキルを積んでもらいます」 との回答。おいおい。

また,今年4月新卒で入った人達は10月現在名刺交換ができる程度で,10年働いて仕事が分かり,20年働いて中核社員への道が開けるとの事。あまりのスピード感覚にびっくりしました。まあモノ作りの会社だからある意味正しいんですけどね。

最近中途採用を増やしているみたいなんですが,その第一の理由は,昔採用人数を一気に減らした事があり30代後半の社員が少なくなってしまいそれを埋めるためらしいです。外からの風を入れるとかそういう言葉は語られなかった。

ただ,この長期雇用 (最近かなりほころびが見えますが) という仕事環境は確かに日本企業の強さの源泉になっています。ポンポン人が入れ替わってしまう職場ではノウハウが蓄積されず安定した成長が見込めません。「知識経営」 というコンセプトの生みの親として知られる野中氏は,日本企業の強さは形式知 (公で文書化済) と暗黙知 (文書化できないノウハウとか) を組合わせ相互に活用する点にあると述べています。

でもそれが可能な背景として,長期雇用とチームスピリットがあると思います。ある程度雇用が保証され安定した環境だからこそじっくり知識共有が行われるし,ある程度個を犠牲にしてでもチーム最優先に行動する基盤があるからこそノウハウが有効活用されるわけです。こういったバックグラウンドなしに外国企業が日本企業のマネをしようとしてもなかなか上手くいきません。トヨタのカイゼンシステムを導入しようとしても外国企業が四苦八苦している理由の1つとしてこの点が挙げられます。

まー今回来てくれた会社には個人的に魅力を感じ得られませんでしたが,日本企業が持つ良さの源泉に久々に触れた気がします。

てかランチ出なかった,クッキーだけ...。

posted by 河童 at 15:00| Comment(2) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

辛口性格診断

日本で流行ってるみたいなんですが,性格判断テスト。河童もやってみました。
http://www.jmrlsi.co.jp/cgi-bin/ego/diagform.pl

結果は以下の通り。



あなたは 「リーダータイプ」 です。(出現率3.8%)

あなたは典型的な 「リーダー」 タイプの人です。想像力が豊かで明るく楽しい人柄で,仕事では実務能力に長け,バリバリこなす 有能な一方,遊び心も十分備えたエネルギッシュな人です。また,社会的な評価を強く意識するため,物事を 「成功か失敗」「勝ち負け」 のように,白黒どちらかで判断する極端な面があるので,自分にも他人にも非常に厳しい傾向があります。

「やっぱり,思ったとおりだ!」 と満足げに思ったあなた!! そこがあなたの悪いところなんです。「黙ってオレについてこい!」 の精神で仲間を引っ張っていくあなたは,周囲からも頼りがいのある存在として見られている反面,「オレがやらなきゃ誰がやる」 というおごりが強く,自分が一番大切な,ナルシストです。あくまでも自分の意見を押し通し,相手に追従を強いるので,気が付かないうちに嫌われていることがあります。

周囲は当然自分についてくると思い込み,勢いいさんで突っ走ってみたものの,ふと振り返ると,自分の後ろにはだれもいなかった...なんて経験はありませんか。そんなときのあなたははっきりいって鳥肌が立つほど “サムイ” 奴です。それどころか,次はどこぞの突破者に背後からグサリと一突きに刺されたりして...。

仕事観 : あなたは仕事に強い意欲を持って取り組み,キャリア アップのためには多少のリスクも厭わない向上心の持ち主です。また自分でリーダーシップをとって仕事を進めていくタイプのため,起業をしたりフリーで働くのが向いています。仕事をするときは徹底的にやりますが,仕事一本槍ではなく,仕事も余暇も両方の充実を求めます。

恋愛観 : あなたは恋愛に対して非常に積極的。「口八丁,手八丁」 でLove&Sexのうまさはそれ以上!! また,独立心が強いあなたは,恋人と過度に依存しあうことを嫌います。それ故に軽い気持ちで浮気を楽しむこともしばしば。罪の意識はあまりありません。浮気をするなら計画的に!!




さすが辛口,人を悲しくさせます。皆さんもやってみて下さい。

posted by 河童 at 20:45| Comment(10) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

Tepper から7人目のノーベル賞

2009年ノーベル経済学賞に現カリフォルニア大学バークレー校教授の Oliver E. Williamson が選出されました。Williamson氏は我がTepperビジネススクールの卒業生 (63年) で,Tepper からのノーベル経済学賞はこれで7人目になります。

受賞理由は “analysis of economic governance, especially the boundaries of the firm” というもので,取引費用経済学 (TCE分析) という視点から市場と企業をとらえて 「マーケットの見えない力に頼るより企業内での判断の方が効率的」 という理論を提唱しました。組織論の世界に経済学を持ち込んだ人物というのが経済学でのWilliamson氏の一般的な評価でしょうか。

なおカーネギーメロン大学としては17人目のノーベル賞受賞者になります。万歳!!

posted by 河童 at 10:03| Comment(1) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

五輪落選したけど

2016年のオリンピック開催地がリオデジャネイロに決まりました。ブラジル人のクラスメートは大喜びしています。

河童は東京招致に関してほとんど情報を持たず,石原都知事も奔走して頑張ったけと落ちたらしいという事くらいしか知りません。日本にいないからかもしれないけど。

でも,何となく今回の敗因は日本国民へのマーケティング不足なんじゃないかなあと思います。綺麗さとか環境とかアクセスの良さをアピールして評価もされていたみたいでしたが,IOCから 「国民の期待度が低い」 と指摘されていたと記憶しています。

何のためにオリンピック招致をしているのか,招致する事で日本や国民にどんな利益があるのか? 当然その確固たる考えがあるんだろうけど,それが国民に浸透してたとは思えません。

日本の国民自身への啓蒙活動でもっと成果を出して関心度を高めていれば違う結果になっていた可能性もあるのでは。早速2020年に挑戦だって言ってるみたいですが。

posted by 河童 at 16:48| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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